ムダに1111回更新記念。
せっかくの記念なのだが
脈略なく、2008年の1月からの読書メータへの読了記録から
お気に入りの装幀(というのか?)で飾ってみる。
本自体もキュンキュンしてよかったが、
順位をつけなくても、これだけは別格でダントツで好き。
バトーさんの哀愁が漂うこの絶妙の角度。
擬体なのに背中で語れるって(笑)
内容はここまで澄んだ碧ではないけれど綺麗過ぎ。
なかなか新刊出さないな。
タイトルの響きも好き。
一角獣とはいえ、馬に近ければ全て評価UPとなる。
QEDシリーズのカバーはどれも好きだが
馬ならば、さらに評価UPとなる。
キャラデザインぽい感じが好きだが
内容に?が幾つもつくような・・
最後の一行で
囁かれていた石持浅海の倫理感異常が確定されたようだ(笑)
個人的にはそう思わないが。
なんといっても
真っ黒のカバーは威圧感がある。あと「悪党」とかも。
山岳ミステリィ、生死の綱渡り感などが
これだけで凝縮されていて素晴らしい。
派手な感じはあまり好きではないが
折り返しの万華鏡的な感じが、凝っていていいと思う。
基本的にはシンプルでドーンっとインパクトがある感じが好きだ。
削いで、削いで、削ぎ落として
残ったものだけの一点豪華的なような
反する全てが凝縮されているような、
そんな背反的な精鋭感が理想だけれど
横着で面倒臭がり的な性格は、
削ぐ以前に、余計なものには触れたくないのに
結局、結構面倒なガラクタを背負いまくって首が廻らない。
そんな感じになっている様だが。
太っとい頑固な背骨が欲しいね。