再生

ほとんどチェリーな作家さんばかりだったが
全て面白かった。
ミステリィ系とかに自分を縛るのも問題だと反省するが
指向性を集中するのか拡散させるのがよいのか悩むところ。


Re-born はじまりの一歩

「レバーをドライブに入れれば勝手に前に進む、って」
わたしは、彼女の横顔に目をやる。
「なんか、気が楽にならない?気負わなくたって、自然と前には進んでいくんだよ」

この後、奴らはどうなったのかとか
奴らの背景は何なのかとか
非常に気になる終わり方をしつつ
これはこれで完結させてる伊坂幸太郎の短編を、これを含めいくつも読むと
本当は短編の超がつく名手なのではないのだろうかと思う。