流れ星が作れるか再び試みる

1話目の「流れ星のつくり方」はベストミステリーズ2006で
既読だった。
最近読んだ本は主人公の名前すら、よく覚えていないのに
「流れ星・・」は鮮明に覚えていた。
真備シリーズにしてはホラー色が皆無ではあるし
ダークサイドな部分の引きが弱いので
短編が実は不得意じゃない?と思わないでもないが
それでも最後には、
生きていかにゃあならんのだよと
背景を勝手に想像できる分だけ好きである。
花と流れ星


積み重ねるほど初動体験の衝撃力は深く刻まれて行く。
ここ何年間かの読書履歴の原点の様な
(ベストミステリーズ2006)
平山 夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」
明川 哲也「影屋の告白」
古川日出男「マザー、ロックンロール、ファーザー」
田中 啓文 「挑発する赤」
伊坂幸太郎「死神対老女」
北森 鴻 「鬼無里
道尾 秀介 「流れ星のつくり方」
三崎 亜記 「バスジャック」
石持 浅海 「Rのつく月には気をつけよう」
連城三紀彦「白雨」
米澤 穂信 「シャルロットだけはぼくのもの」
遠藤 徹 「壊れた少女を拾ったので
森谷 明子 「糸織草子」