失敗

結局本屋で、どのコーナーに置いてあるのか見つけられず
店員に尋ねようかとも思ったけど
「ラ・クインタ・カーメラ」ありますか?と咬まずにサラっと言う自信もないし
尋ねたならそれはそれで
(この人こんなん読むのかよ)と思われたり
(俺がバイトの時に限って訳わかねー本を聞いてきやがる)と思われたりと
自意識が走り出して尻込みするので
店を変えて次の店でかわいい店員の娘がいたなら、思い切って
「ISBN978-4-09-188327-8」ありますか?などと意表をついたら
ちょっとお待ち下さいって調べてくれて
(ああこれですね。私もちょっと前に読んで面白かったです)
などと言われ、ひとしきり会話の花を咲かせた後に
次に店に行ったときはISBNの人だって覚えてくれていて
そのうち○○○へと発展みたいに思って行くと
実際は野郎のバイトらしき二人がレジでダベっていて感じ悪く
その時点で僕の妄想君は頭に輪を着けて天に昇っていくのでした。
そんで結局ネット頼りで注文してしまうのです。
LA QUINTA CAMERA―5番目の部屋 (IKKI COMIX)
この前「ラ・クインタ・カーメラ」読んでさ
どんな内容かって?
漫画だけど、けっこうお洒落で面白かったよ
読んでみたらって
さりげなく若い愛人さんやらネーちゃんらに貸してあげる。
へーこいういの読むんだ。敏感選手権で勝てる〜
と、おじさん世代は
この様なシチュエーションで活用する漫画です。たぶん?・・・