天真爛漫

日刊スポーツ岡山俊明のコラムより

新潟5Rの新馬戦に出走するテンシンランマンの母ハナランマンは
00年に山元トレセンが火事になったときに自力で馬房を抜け出して
生き残った。
当時現地の取材でその話を聞き、関係者も信じられないと驚いていた。
母になって子供を出すようになってからずっと注目してきた。
4頭の兄姉は残念ながら未勝利のままターフを去ったが、
いずれは驚異の生命力を後世に伝えるような馬が出てくると信じたい。
白老ファームが繁殖として置き続けているのは、同様の期待があるからだと思う。

かなり評判がよかったサトノノブレス単勝1.2倍の圧倒的支持で
デビューを制したが
テンシンンランマンは内から食い下がった。
上がり3ハロン33.1は出走馬中1位。
我がPOG期待のインプロヴァイズも今や日本では希少な血統なのだが・・・