有馬記念

前年の1,2着馬が揃って出走する年。
言い換えれば連覇がかかる馬が居る、又は
前年と違う戦歴を持ってグランプリホースが再登場する年。
2010
2008
2005
2003
2001
1999
1995
1993
ここ20年で今年を含め8回。
95、01は前年の1,2着馬を同枠に封印する特異事例なので
(この年はともに菊花賞馬の1着)これを除くと


2010
2008 前年2着馬が1着(ゾロ目)
2005 前年2着同枠馬が1着
2003 前年1着馬が連覇
1999 前年1着馬が連覇(取消戦)
1993 前年1着同枠馬が2着
単純に考えれば、ドリームジャーニーの枠、ブエナビスタの枠
両馬を含めたこの枠を両方外して馬券を構築するのは、かなりの冒険馬券に
なってしまうと思う。


そんでもって
前年の1,2着馬のどちらの枠を使うのか考えたがよくわからない
ただし前年1着で、さらに当年にファン投票1位として出走してきたのは
03のシンボリクリスエスのみであり、これが連覇の鍵なのではないかと思う。
08、05はともに前年の1着馬がファン投票1位にならず。
93は前年の1着馬とファン投票1位が同枠を形成する。
そんなパズルをはめていけば、今年はブエナビスタ又は同枠馬が1着馬になるはずだった。
そこで取消が発生したのだ。


99年グラスワンダーが連覇した年。
上記の考えがズレていないとするならば、
その年、スペシャルウィークにファン投票1位を譲ったグラスワンダー
連覇は無かったのではなかろうか。
これを1頭取消にしたことで連覇可能にしたとするならば
今年の1着は
昨年1着で、ファン投票1位をブエナに譲ったドリームジャーニーということになる。
44回ゾロ目の有馬記念グラスワンダーが連覇してから、今年
55回ゾロ目の有馬記念ドリームジャーニーが連覇する。
そんな構図で正しいのか?
グラスワンダーは最終的にスペシャルウィークを逆転し1番人気として連覇を果たす。
そういう部分がクリア出来ないのが、これが全てデコイではないのかと
疑問に思う要因なのだが。