2010-09-09 空想オルガン シリーズ前作初恋ソムリエは、ややトリッキーのまま 余韻が少なかったようにも思うが 今回はウルっと余韻も残り非常に楽しかった。 ヴァナキュラーモダニズムの 一世一代のバカバカしいトリックが圧巻だった。 仕掛けるならこれくらいの壮大な洒落がオシャレ。 吹奏楽コンクール編。 なのに演奏場面が全くない潔さ。 吹奏楽部の設定は 手段であって目的ではないのだろう。 意図するところは全くわからないが 演奏場面で冗長させるよりはいい思う。