樫の女王の呪縛

初めてオークスが的中した年に結婚し
翌年も的中したが
結婚生活わずか2年半で終わった。
学生時代から20年を超える馬券人生で
的中したのは昨年までこの2回しかなかったので
自分の中での強烈な呪縛として存在した。
もしもう一度結婚なんぞするような事があったならば
毎年オークスで18頭全ての単勝を買い続けるしかないじゃないか。


昨年は禁じ手に近いブエナビスタ複勝買いという姑息さで
12年ぶりに的中を手にし
そして今年ようやく単勝的中となったので
少なくともオークス的中と結婚や結婚生活が結びつくという呪縛は
自ら解放したのだろう。
「競馬ごときでどうかしている」「頭おかしくない?」
こういう話をすると決まって言われる。
人は他人には見えない荷物を背負って歩いているのだ。

しかし
歴史に残るこの1着同着という現象はどう捉えればいいのだろうか
単勝の価値は半分に下がった。
女王はキューピットにはまだならないという宣言か。