ダービー卿チャレンジトロフィー

ハンデ戦変更以降、毎年出走していたG1馬が昨年から突然出走しなくなった
10
09
08ピンクカメオ
07ウィンクリューガー、ロジック
06テレグノシス
05ダイワエルシエーロ、　ダイワメジャー
04エイシンチャンプ　ユートピア（地方ダートG1）
03テレグノシス
02シルクプリマドンナ
01・・別定戦

これら世代限定G1の1着馬が悉く敗退して行く。
05年のダイワメジャーだけが1着したのは
クラシックホースだったからなのか
牡馬牝馬G1馬が並び立ったからなのか、
皐月賞という中山の上級歴保持だからなのかはよくわからない。
でもハンデ戦変更後のダービー卿CTの歴史で唯一G1馬として1着した事実は
メジャー自身の輝く生涯成績の中では些末な事だったとは、けして思えない。

対称的にG1の2着馬が昨年から複数頭出走することになる
10タケミカヅチ、トライアンフマーチ、マイネルファルケ
09タケミカヅチ、レッツゴーキリシマ
08
07デアリングハート
06テレグノシス
05
04ユートピア
03ブルーリッジリバー
02ダイワルージュ

これらG1の2着でも、やはり悉く馬群に沈む
昨年は取り消し発生なのでサンプリング可能なのか判断つかないが
G1馬不在の中で皐月賞2着馬タケミカヅチの1着は
皐月賞1着馬ダイワメジャーと対比しても象徴的な事だったのかもしれないし
ダービー卿のキーはダービーに対して“皐月”なのかもしれない。

ダービー卿CTの相関キャラは
・G1（1,2着）加算馬が出走する →基本的に連対しない
・G1馬が出走しない　　　　　　　→G1の2着加算馬は連対する（09年1着タケミカヅチ皐月賞2着）
という読みで、G1馬の出走しない今年も
タケミカヅチ（皐月賞2着）
トライアンフマーチ（皐月賞2着）
マイネルファルケ（マイルCS2着）
この3頭が全滅することは想像出来ない。
昨年の1,2着馬でもあり、皐月賞2着馬の異世代出走は今回のキモだと思う。

08年の1番人気で敗退するマルカシェンク（3着同枠）は
（ニューイヤーS1着）−（小倉大賞典2着）−（中山記念4着）
トライアンフマーチは
（キャピタルS1着）−（東京新聞杯2着）−（阪急杯4着）
という前3走1-2-4着順の符丁や
オープン特別1着からG3を2着加算後さらに4着敗退という部分では似てはいるが
片やハンデG3の2着、片や別定G3の2着
中山を含む異場連続加算に対し、中山以外の同場連続加算というコントラスト。
先輩タケミカヅチの出走と併せて◎トライアンフマーチのつもり

マイネルファルケは
昨年2着のあとにG1マイルCS2着を持ってここに出走する。
一見すると安田記念を2着したのちに出走したテレグノシスのようだが
G1馬でなく、世代限定G1以外のG1の2着歴を持ってダービー卿に出走してくるのも
初めてである。取捨判断不能なので連軸押さえ。