先入観の傘を閉じるとき

身近にいる人でさえ
見て、聞いて、話をして、それだけで
その人のイメージを勝手に決定してしまう。
ましてや自分自身は
できないことを出来ると思っていたり
出来ることをできないと思いこんだり
緊張しているから、お腹をこわして下痢するものと
決めつけていたりする。
何も穴を狭めて無理にそこからのぞき込んで見えるものだけで
全体を決める必要は何もないのだ。

どうせ外見の重厚さに
その中が狭く空洞なんて
洞察力も豊かなイメージも持っていないのだから。