アンダードッグな五月

水上のパッサカリアからの3部作を
読み終えた頃に、
書いたのが還暦近いおばちゃんだったとしって
驚いた。
人間の創作意欲は性別でも年齢もない。
今回も淡々と話は進み
山場も見せ場もそれほど盛り上げるわけでもないのに
何故か飽きずに読めるのは不思議だ。

アンダードッグ

「Elephants never forget(象は忘れない)ということわざがありますが
世の中には忘れた方がいいこともたくさんありますよ、
お気をつけて」と謎めいたことを言った。