今年のフェイバリット

青春ミステリィ(笑)なんてちょろいちょろい
などと思って読んだら、ひっくり返るくらい面白い。
ギリギリ涙がでないくらいのジ〜ンとくる感じが
心地よくてたまらない。
退出ゲーム

「女にはわかるまい。蝶を追っていつの間にか山頂に登っている、という美しいたとえが」
「女にはわかるのよ。蝶を追っていつの間にか近所のドブにはまっている、という醜い現実が」


現実はいつでも本より過酷だ。でも
ドブに根をはり
そこで花を咲かせ
蝶を呼び込むことだって不可能ではないかもしれない。
それが美しいと思えれば。