2008-07-29 Walk This Way 片眼の猿よりも ソロモンの犬だし、それよりもさらに ラットマンは素晴らしかった。 干支シリーズなのかと思ったら、次はカラスだった。 ミステリィという仕組みを使うに過ぎない ミステリィは人の感情を書くのに最適なシステム。 と言っているように 確かにトリックを読みたいわけでも、 トリックを見破る探偵に酔うわけでもない。 それは 心を揺さぶられてこそ成立するものに違いない たしかに姫川には、その考え方は理解できなかった。 身体を重ねることと心を手に入れることの間には まだ遠い隔たりがある気がする