短槍使い

自分に子供がいたなら、お互いに感想を言い合う様な
楽しみもあるのだろうけど
原作を読んだときは、かなり物足りなかった。
したがって闇の守人は封印されたまま。
世界観は理解出来るけれど、
やっぱりエンターテーメントとして本を読むなら
肉弾戦ならもっと激しく、呪術戦ならもっとテクニカルなものを
と、話の筋とは別に要求したくなる。
正直贔屓目もあるけれど、この映像は原作を越えて素晴らしい。
イメージした本の中の世界は、そうそうこんな感じって思う様な
作品って少ないし。
これで守り人シリーズ原作にリトライ出来る。
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どっぷり“はまった”攻殻の世界を描いた神山監督が
近未来的なメカニカルなものから
プリミティブな世界へと進むのは、
きっと必然的な事なのだと思う。
電気ギターをかき鳴らしていたのにアンプラグトに
立ち寄るみたいなもんで
誰しも大きく右に舵を取ったら今度はおもいっきり左へと
ハンドリングしたくなるもんね。
振幅が大きいほど中心がより明確になるって寸法か