hook #282

herbager2006-01-31

心から出た言葉は心に届く。か?
披露宴出席
司会者の
馴れ初めは新郎の先輩でいらっしゃいます
エルバジェが開いた忘年会での事で・・・と
円卓の連中が口を揃えて
コンパじゃねーかよ。
本題は私の為の
ちくしょう恋なんて吹き飛ばせ
ダイナマイトが150屯コンパだったと
冷や汗かいて内心自分も突っ込む。
あなたは誰?私は誰?
帰りに縁起物とお花をせっせと摘んでいる時に
もう多分5,6年前、友人の女性の結婚式2次会に
出席した時の事など全く記憶がないが、
●●さんの2次会に居ましたよね?
と女性から声を掛けられる。
「もう結婚されました?」などと突然聞かれて
花を持ったまま狼狽えて、かっちょわりー。
いや出会いがなくて。などとカラ笑いで答えるも、
その女性を当然覚えてなくて
すいません、全然記憶がないんですけどと素直に謝る。
そうですよね、随分昔だから。だと。
少なくとも向こうは私の顔を記憶に留め、
断片的な情報を持っていただけに、
誰?何?何故?と思う。映画のワンシーンの様。
元々無いが普段なるべく”絶”でオーラを消して
森に隠す木の様に匿名希望状態に徹して
存在を消去しているのに。
今度お酒でもと言われて、
そうしましょうとは言ったものの
当然の様に連絡先は不明のままである。